ジュンとナイキジャパンが協業
新コンセプトのレディスショップ「NERGY(ナージー)」
2020年に約30店舗、売上高60億円を目指す
update: 2015/06/26
アパレル企業のジュン(東京)とナイキジャパンが協業し、レディスファッションとスポーツを融合した新業態「NERGY(ナージー)」を今年9月、東京・原宿エリアに約70坪の路面店舗をオープンする。今秋には大阪にも2号店を出店予定だ。
特別の商品ラインナップで展開
「NERGY」はより“Do Sports”を意識した業態。先行する、ユナイテッドアローズの「アンルート」やマッシュスポーツラボの「エミ」などとは一線を画するという。ナイキジャパンのランニングやヨガ、フィットネスなど“Do Sports”寄りの商材を、「NERGY」向けに特別にラインナップする。
品揃えは、「ナージー」のプライベートブランドと「ナイキ」の商材で構成する。構成比率は「ナージー」が40%、「ナイキ」が50%、国内ブランドのセレクト品が10%。ファンデーションブランド「THREE」を展開する「ナージー」ブランドではシャツやジーンズ、パーカー、ニットなどを企画。上代設定は8,000-9,000円台。
「アンルート」や「エミ」などとは、切り口は異なるが、「①日本の女性がファッションとして当たり前のようにスポーツアイテムを着用すること、②生活の中に“シームレス”に――切れ目なくスポーツが存在していること」を目指す業態としては、同じ目的を持った“同志”的な意味合いで捉えているという。
9月には東京に路面店の1号店を出店する計画。オープンへ向けて随時、INSTAGRAM(インスタグラム)で情報を発信していく。 11月には、飲食を含めたフルラインナップの店舗を大阪のショッピングセンターに100坪規模で出店する。また、都心のファッションビルや、郊外型の二子玉川、吉祥寺などの商圏への出店も視野に入れる。「NERGY」は2020年に28-30店舗、売上高60億円の中期計画を立てている。
いずれもインスタグラムの画像を使用