アシックス「オニツカタイガー神戸」が移転オープン
update: 2013/09/17
アシックスのスポーツライフスタイルブランド「オニツカタイガー神戸」が9月14日、神戸居留地から三宮センター街に移転・改装オープンした。店舗面積は117.59㎡、2フロアの構成で、主力のシューズ、アパレル、アクセサリーなどフルラインナップする。
関西の旗艦店舗に
「オニツカタイガー」の店舗数は直営が18店、自主管理売り場を含めると21店舗を数える。「オニツカタイガー神戸店」は以前の立地、神戸居留地に比べ三宮センター街は人通りが多く、幅広い世代が訪れる。1階はインライン(レギュラーの商品群)、2階は「アンドレア・ポンピリオ」とのコラボレーション商品と日本メードのラインを取り揃えた。関西の旗艦店舗として再スタートを切った。
ブランドの顧客層は往年のファンもいて、20-60代と幅広い。女性比率が高くなっており、リテイル事業では半数を占めるまでになった。アパレルのコラボラインは欧州で露出度が増え、認知も高まってきたという。「アパレルのコラボを展開するに当たり、エッジの利いた商品群で強く発信することを心掛けた」(庄田良二オニツカタイガー事業部長)。
シューズとアパレルのリレーション(つながり)がうまく行っていなかったというが、「アンドレア・ポンピリオ」とのコラボをきっかけにその関連性もスムーズになってきたようだ。
店舗は今後も増やす方針。以前は神戸店のように通りから奥へ入ったところへ出店していた立地条件だが、「人通りの多いメーンストリートに出店する方針へ転換している」(庄田事業部長)。ブランド価値を高めつつ、店舗展開を進める。初年度売上高目標は1億3,000万円。