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スポーツタカハシ、スケートボードパーク
「スポパー」を本店地階にオープン

update: 2018/03/05

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移転リニューアルオープンした スケートボードパーク「スポパー」

移転リニューアルオープンした
スケートボードパーク「スポパー」

スポーツ専門店のスポーツタカハシ(大阪市中央区)が3月4日、本店の地下1階フロアにスケートボードパーク「スポパー」(通称)をオープンした。3年前に近隣のウエスト店に出店していたが、より新規顧客を増やす目的で本店の地階に移転・リニューアルオープンした。

新規ユーザーの取り込みを強化

スポーツタカハシは商業施設「心斎橋BIGSTEP」(大阪市中央区)の地下1-2階に本店を構える。「スポパー」は地下2階のフロアに隣接する形で設けられた。総面積はスケートボード場・物販ゾーンを含めて、約240坪。スケートボード場は約150坪の規模である。国内外のスケートボード500本、シューズ1,000足を品揃えする。また、サーフボードのコーナーも設けて、“ボードスポーツ”の大きな一角を構築した。売り上げも前年比2ケタ増を見込んでいる。

「スポパー」入り口の看板

「スポパー」入り口の看板

スケートボードがオリンピックの正式種目に選定されたことをきっかけに、注目度が徐々に高まっている。ウエスト店での運営時には、「ジュニア層を中心に固定客を開拓するという結果を出すことができた。その上で、これからどうやって新規顧客を増やしていくかが課題として見えてきた」(スポーツタカハシ、高橋勇多 取締役経営戦略室長)。

「スポパー」はウエスト店と比べ、上級者から初級者まで幅広いユーザーが利用することができる環境を整えた。新規顧客=エントリー層の取り込みを念頭に置いた取り組みだ。ジュニア層が増えたことで、同店のあるアメリカ村のイメージも向上したという。白人のインバウンド需要も増えている。「大事な点は、アメリカ村の活性化だ」(高橋勝彦 代表取締役社長)と強調する。