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SPESA による報告会見
米国主要スポーツメーカーで進む生産効率化への取り組み

update: 2016/04/11

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キーワードはスピード化

こうしたスポーツメーカーの取り組みは、米国において縫製など生産現場全体に共通した傾向だと語るガードナー氏。ガーメント(衣料品)の生産でもより効率化が求められるようになってきたようだ。

「新しいトレンドに“Robotics”(ロボティクス=ロボット工学)がある。マルチアクセスソーイングとも言うが、多くのミシン製造機器メーカーがChina向けにベーシックな大量生産向けの製品を作ってきたが、これからは専門性のあるマシンが必要になる。“Speed to Market”とも呼ばれている」(ガードナー氏)。

消費者に近い所で製品を作る必要性が高まっていると説明するガードナー氏。日本で言う“地産地消”である。一般アパレル品の生産環境の変化とともに、スポーツアパレルの生産体制も大きく変わろうとしている。