ゼビオ 2014年3月期 連結決算
連結売上高2,000億円突破、増収増益に
update: 2014/05/15
ゼビオの2014年3月期(2013年度)の連結決算は、店舗数が順調に増えたほか、アパレルを除く全カテゴリーで増収を達成したことにより、増収増益を達成した。また売上高が2,000億円台に到達した。売上総利益率は0.6ポイント上昇し、39.8%になった。利益率は販売管理費の増加により、やや減少した。
主力の競技スポーツ、ゴルフが健闘
部門別では、アウトドアやバスケットボール、ゴルフ、シューズが好調だった。主力の一般競技スポーツやゴルフが増収。アウトドアやウインターも堅調だった。秋口の天候不順の影響でアパレル関連が苦戦した。既存店ベースでは、全社で99.2%とほぼ前年並みの推移だった。
グループ会社のヴィクトリアは売上高341億8,300万円(5.3%増)、営業利益16億8,500万円(63.2%増)、経常利益17億600万円(62.7%増)と増収増益だった。連結において、ゴルフの売上比率が25.8%(1.6ポイント増)と微増した。
主な業態の店舗数は「スーパースポーツゼビオ」が141店(7増)、「ゼビオスポーツエクスプレス」が5店(2減)、「ヴィクトリアゴルフ」が175店(16増)、「ゴルフパートナー」が142店(12増)、「エルブレス」が19店(7増)。2013年12月、新たに加わった「タケダスポーツ」が22店(1減)。合計596店舗(117増)に拡大した。
財務面では、商品回転率が期中の棚卸資産がやや増加した影響で微減。それに伴い、交差比率もやや悪化した。流動性指標では、手元流動性資金の減少で同比率がやや減少し、流動比率も減少したが、他の指標はいずれも安定している。
通期の業績見通しは、連結売上高が2,287億円、営業利益が140億円、経常利益が143億円。