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主要上場スポーツ関連小売店4社、4月度まとめ
店舗の営業見合わせの影響で大幅減に

update: 2020/05/13

主要上場スポーツ関連小売店4社 【4月度】一覧(表1)

主要上場スポーツ関連小売店4社
【4月度】一覧(表1)

主要上場スポーツ関連小売店4社(アルペン、ヒマラヤ、ゼビオホールディングス、エービーシー・マート、順不同)の4月度実績が出揃った。自粛要請に伴い、多くの店舗の営業を見合わせた影響で、大幅なダウンとなった。

前年同月比のおよそ半分にダウン

対象とした小売店はアルペン、ヒマラヤ、ゼビオホールディングス、エービーシー・マートの4社(順不同)。別表の数値は前年同月比で、単月と期首からの累計、2種類の数値をまとめた(エービーシー・マートの累計数値はない)。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、4月8日からの自粛要請を受け、リアル店舗の営業を見合わせた企業が多数に上った。その影響で、4月度は大幅な減収となった。影響は3月度から顕著になっていたが、4月度はさらに拡大した形だ。

アルペンの4月度は、既存店ベースで54.6%、全店で53.8%と前年に比べほぼ半減した。累計では既存店が93.6%、全店が93.7%と持ちこたえている。ヒマラヤは、既存店が42.4%、全店が45.6%と5割を下回った。累計では、既存店89.5%、全店82.6%である。

ゼビオホールディングスは、既存店が44.5%、全店が44.1%。ゼビオの「スポーツ」カテゴリーは既存店が44.7%、全店が44.3%だった。ゴルフ専門店の「ヴィクトリア」は既存店が20.6%、全店が20.6%と大きく落ち込んだ。エービーシー・マートは、既存店が54.8%、全店が30.7%。4月8日以降、575店を一時休業した。