NIKE,Inc. 2019年5月期 第2四半期
主力の北米が好調、増収・増益を達成
update: 2019/01/07
ナイキ、2019年5月期 第2四半期
財務数値一覧（表1）
NIKE,Inc.（ナイキ社）の2019年5月期第2四半期（6－11月）の連結決算は、主力の「North America」（北米）市場が好調だったこともあり、増収・増益を達成した。全地域で、増収増益となった。デジタル関連への投資効果が表れているようだ。
「Footwear」がけん引役に
連結売上収益は、193億2,200万米ドル（約2兆1,833億8,600万円、1米ドル＝113円で換算）、9.6％増で、2ケタ近い増収。売上総利益率（粗利率）は44.0％（0.7ポイント増）と微増した。販管費率も32.1％（0.2ポイント増）と微増した。営業利益は22億9,700万米ドル（約2,595億6,100万円、同）、13.9％増だった。
税引前利益は22億6,700万米ドル（約2,561億7,100万円、同）、16.2％増と2ケタの増益を達成した。四半期利益は19億3,900万米ドル（約2,191億700万円、同）、12.9％増で増益となった。各段階で2ケタの増益を達成した（表1を参照）。
品目別の売上収益では、主力の「Footwear」（シューズ）が同116億100万米ドル（約1兆3,109億1,300万円、同）、10.3％増と引き続き、けん引役になった。全売上の60％を占めている。「Apparel」（アパレル）も好調で、同59億9,800万米ドル（約6,777億7,400万円、同）、10.8％増と2ケタの増収を達成した（表2を参照）。
