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主要スポーツ上場企業6社、2019年3月期 第2四半期まとめ(下)
国内主力のゴールドウイン、ゼットが健闘

update: 2018/11/19

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ヨネックス、国内が伸び悩む

ヨネックス、セグメント別・種目別売上高(表3)

ヨネックス、セグメント別・種目別売上高(表3)

ヨネックスは国内ビジネスが伸び悩んだ。商品の発売の遅れ、少子化の影響もあったようだ。China市場は在庫調整の影響で、バドミントン用品・ウエアの売り上げが減少した。製造コストの削減で粗利率は改善したが、販管費率が高まった影響で減益に至った。

地域別では、規模は小さいが「北米」ビジネスが売上高10億8,100万円(11.3%増)と健闘した。「ヨーロッパ」ビジネスも同12億2,500万円(2.1%増)と堅調だった。「アジア」ビジネスは同82億4,700万円(9.2%減)と苦戦した(表3を参照)。種目別では、主力の「バドミントン用品」が同167億2,600万円(6.4%減)と苦戦。「テニス用品」は同40億5,000万円(2.2%減)と微減、「ゴルフ用品」は同5億7,200万円(10.8%増)と増収した。

ゼットは、シウラスポーツ用品からの授業譲渡が計画通りだったこと、野球・ソフトボール用品が堅調だったことから、当初の予想を上回った。第2四半期決算の数値を上方修正している。(終り)