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三井物産テクノプロダクツ
「PERTEX®」「PRIMALOFT®」 2016年秋冬シーズン
ブランドの世界観を発信

update: 2015/10/20

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製品と併せて世界観を表現した 「PERTEX®」のコーナー

製品と併せて世界観を表現した
「PERTEX®」のコーナー

三井物産テクノプロダクツが展開する機能素材ブランド「PERTEX®」(パーテックス)および「PRIMALOFT®」(プリマロフト)の2016年秋冬シーズン。「PERTEX®」では、摩耗に強い「CS10」シリーズ、通気性のあるラミネーション素材「SHIELD AP」を提案した。「PRIMALOFT®」では、ライセンス展開する“生地”に注力。製品を数多く展示し、ブランドの世界観を発信した。

「PERTEX®」── 耐摩耗性に優れる「CS10」

「PRIMALOFT®」のニット製品を展示

「PRIMALOFT®」のニット製品を展示

展示会では、素材のブランド名と採用されている製品を全面に推し出し、その世界観を伝えることに軸足を置いている。こうしたブランド観を重視した提案スタイルは3シーズン目である。どういった機能性でどういった製品の仕上がりになるのか――といった提案の意図を、来場するアパレル各社は理解しつつあるという。

「PERTEX®」は主にアウトドア分野で幅広く採用されているナイロンの高密度織物で、ダウンプルーフやラミネート加工による透湿防水など、幅広い素材バリエーションがある。今回の展示会では、摩耗に強い「CS10」シリーズと、通気性のあるラミネーション素材「SHIELD AP」(シールド エーピー)に焦点を当て、分かりやすい内容に心掛けた。

アウトドアシーンでは知名度が広まってきた。現在はメンズを中心にカジュアル系アパレルメーカーへの提案を強化している。すでに高感度セレクトショップ系ブランドにおいて採用事例が増えており、今後もこうした新規開拓を進める構えだ。