ダンロップスポーツ テニス展 2015年シーズン
update: 2015/03/04
ダンロップスポーツの2015年シーズンのテニス展。展開ブランドを大きく「スリクソン」と「バボラ」に集約し、「ダンロップスポーツ」を休止する。ゴルフビジネスを意識した流れで、自社ブランドで展開することにより、知名度と販売拠点を拡大させると同時に効率化を図ることができる。
スピード重視の「REVO CX」シリーズから新モデル
主力の硬式テニスラケット「スリクソン」では、スピード重視のモデル「REVO CX」(レヴォ)シリーズを一新した。今春デビューの新モデルは、ショットのスピードを時速7-11km程度高める機能を持つ。フレーム内に配置した高反発ウレタン材「ソニックコア」の働きで、効率良くボールを打ち返すことができる。上代価格は3万4,000-3万3,000円(税抜き)。
硬式ボールでは、練習用に耐久性を高めた「スリクソン HD」を新たに発売。オープン価格だが、店頭売価は4個入りで520円前後になる予定だ。ボール表面の毛羽立ちを抑え、耐久性が向上した。また、ソフトテニスも「スリクソン」ブランドで開拓を進める。今年から(財)日本ソフトテニス連盟の公認球に指定されたため、これを足掛かりにシェア拡大を図る。
ラケット「バボラ」は安定した人気がある。昨秋に発売した良き定番モデル「ピュアドライブ」の動きも好調だった。認知度が高い上、幅広い商品ラインナップが強みのようだ。ジュニアモデルの動きも良いという。