デサント アスレチック展 2015年秋冬シーズン
update: 2015/02/18
「デサント」の「タフストレッチ」。
秋冬のトレーニングシーンを想定
デサントのアスレチックブランドの2015年秋冬展。「デサント」「アンブロ」「ルコックスポルティフ」「アリーナ」「スキンズ」「イノヴェイト」の計6ブランドを出展した。うち、「スキンズ」は機能アンダーを主力にしているため、ゴルフやアウトドアも含めたブランド横断型の展開だ。“スポーツアパレル”を自社のコア・コンピタンスに掲げる同社。引き続き、機能性を追求している。
「デサント」──「タフ」シリーズを拡充
「デサント」の「タフエアー」。
ダンボール・ニットを採用
「デサント」ブランドでは、定番になりつつある2012年春夏シーズンからスタートした「タフ」シリーズを拡充する。東レのポリエステル素材で、綿ライクな風合いが特徴の「フィールフィット」を使用している「タフポロ」（ポロシャツ）が最初の商材だ。
15年秋冬シーズンでは、保温性、撥水性、軽量、ストレッチ性を兼ね備えた「TOUGH POWER STRECH」（タフ パワー ストレッチ）と、ダンボールニットを使用したスウェットテイストの「TOUGH AIR」（タフ エアー）を新たに展開する。「TOUGH POWER STRECH」は裏起毛のオリジナル素材。細番手の高密度素材である。「TOUGH AIR」はミドラーの着こなしを想定する。肉厚の生地で、立体裁断を採用したスポーツウエアだ。「TOUGH AIR」にも「フィールフィット」素材を使用している。
スポーツ量販店の平場など、トレーニングウエアの定番品として規模を増やしつつある。外資系ブランドとの差別化を目的として、比較的高めの価格設定も受け入れられるようになってきた。良き定番の「ムーブ スポーツ」の新デザインのアイテムも提案した。
