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エスエスケイ、「ヒュンメル」2019年春夏シーズン
アパレル類のデザインを一新
W杯効果にも期待感

update: 2018/07/10

新しいトレーニングエアを提案する

新しいトレーニングエアを提案する

エスエスケイの展開するアスレチックブランド「ヒュンメル」の2019年春夏シーズンでは、アパレル類のデザインを一新して、新しい顧客ニーズの取り込みを目指す。サッカーワールドカップ(W杯)の相乗効果にも期待を寄せている。

2018年度は前年比98%の見通し

2018年度(2018年7月期)の業績見通しは、前年比98%で着地した模様だ。サッカーやハンドボールなどのアスレチック分野は102-103%で堅調な推移だったが、ライフスタイル系シューズが苦戦し、ブランド全体では98%の見通しとなった。

「オンリーヒュンメル」に代表されるカスタムオーダーは引き続き、好調である。ジャージー関連商材が苦戦傾向だった。サッカー関連では、今夏開催のサッカーワールドカップがプラスに働いている。ベスト16に残ったデンマーク代表ユニフォームを提供する「ヒュンメル」ブランド。その相乗効果は展示会等を通じ、今後に期待が持てそうだ。

2019年春夏シーズンでは、主力の商材であるアパレルのデザインを一新した。機能性を意識した切り替え部分を多くし、デザイン面では明るい色目を抑えた色調に仕上げている。従来の売れ筋デザインとは異なる規格を採用することで、再度リピーターの取り込みを強化する。

来期(2019年7月期)の業績見通しは、105%。今秋以降のW杯の相乗効果にも期待を寄せている。