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ツー・アンド・ワン 「M.U.スポーツ」2017年春夏シーズン
1960-70年代のデザインをテーマに

update: 2016/08/31

デザインと共に機能性も重視した

デザインと共に機能性も重視した

ツー・アンド・ワンのゴルフウエアブランド「M.U.スポーツ」の2017年春夏シーズンでは、1960-70年代のデザインをテーマにした。大柄の花模様や、ジオメトリック柄が特徴だ。

機能性を重視

強みの1つ、キャディーバッグ

強みの1つ、キャディーバッグ

“犬”のキャラクターを使ったデザインが特徴の同ブランド。前シーズンから、そのキャラクターを使っていないプレーンなテイストのバッグが売れ筋になっている。軽量性と新しいデザイン性が受け入れられているようだ。顧客も新しい企画の商材を求めているとみられる。

全体の品番数に変わりはない。期中企画として、パンツなどを考えている。上質素材を使った日本製という強みを活かしつつ、国内のテキスタイルメーカーを使い機能性も強化した。

アパレルでは全体的に、トップスなど1万7,000円のエントリー価格のアイテムを拡充している。幅広い顧客層の取り込みを想定した施策だ。上代設定を下げるということではなく、エントリー層を加えた形。既存の1万9,000円、2万1,000-3,000円台は継続している。

ファッション性と機能性の両立を目指す

ファッション性と機能性の両立を目指す

カットソー類はほぼ全て機能素材を採用しているという。そのほかスタイリングの変化として、キュロットやショートパンツなど、フルレングスのパンツ以外のボトムスも企画した。機能性の追求では、遮熱機能を持った東レの素材を採用した“傘”を新たに企画した。体感温度が10℃下がる機能があるという。防汚機能も付いている。

強みのギア類では、主力のキャディーバッグにおいて、5つのタイプを提案した。型押しプリントのデザインを施したモデルのほか、ベーシックデザインもの、汎用性の利くキャスター付きなど、提案の幅を広げている。