デサント「アンブロ」
遠藤保仁選手スペシャルエディション
「アクセレイター ESE」発表会
ファンを招待し、交流会を開催
update: 2014/03/13
デサントが展開するサッカーブランド「アンブロ」が5月中旬から、スパイクシューズの使用契約を結ぶJリーグ、ガンバ大阪所属の遠藤保仁選手と共同開発した限定モデル「アクセレイター ESE」を発売する。3月9日、大阪府豊中市内のホテルを会場に、遠藤保仁選手を招き、新モデルの発表会およびファンとの交流会を開催した。
「アクセレイター」は「アンブロ」ブランドの中でも、特に日本人の足に合うよう設計されたサッカースパイクシューズだ。2006年のデビュー以降、スパイクシューズをはじめトレーニングシューズやジュニアシューズなどを展開し、今では同ブランドの売り上げの半分を占める主力シリーズに成長した。遠藤選手とは2004年から使用契約を交わしているが、同選手が最も長く履いているスパイクシューズが「アクセレイター」だ。
ラインナップはトップモデルの「アクセレイター ESE」をはじめ、「MF ESE」とジュニアモデル、トレーニングシューズを展開。トップモデルの「アクセレイター ESE」は遠藤選手が付ける背番号「7」にちなみ、777足の限定販売にする。4モデルで計1万1,000足、1億円(上代ベース)の売上計画を立てている。
「アクセレイター ESE」はアッパーにマイクロファイバーを使用。ソールは遠藤選手のプレースタイルに合わせ、ダッシュとランの双方の動きに対応できる仕様にした。かかと部分には遠藤選手の意向を取り入れ、同選手の故郷の象徴である桜島を模したデザインを施した。発表会で遠藤選手は「アクセレイター ESE」の印象について、「履き心地とフィット感(の良さ)を強くお願いしたが、履いてみてすごくフィットしていた。実際に試合で履いてみたいという気持ちが強くなった」と語り、好印象を得たようだ。
新作の「アクセレイター ESE」発表後は遠藤選手と抽選で選ばれたファンとが交流の場を持った。こうしたメディア向けの発表会を一般ユーザーに公開する例は少ないが、同社の新しい試みと言えるだろう。