『イベントレポート』
SKI FORUM 2011
震災の影響最小限に、スキーファン集まる
update: 2011/06/06
「SKI FORUM 2011」東京会場の様子
2011/12年のスキーの新作を紹介するエンドユーザーイベント「SKI FORUM 2011」(主催、日本スキー産業振興協会)が東京と大阪で開催された。東京は池袋で5月28-29日、大阪は本町で6月4-5日のそれぞれ2日間の日程で実施された。東京展は2日間で4600人が来場した。大阪展は約1000人が来場したとみられる。毎年、次シーズンのスキーの新モデルをエンドユーザーにお披露目する機会として設けられたイベント。シーズン前に納入する新作の早期受注会を兼ねている。
「SKI FORUM 2011」東京会場、イベントの様子
東京開催、2回に分割
例年、東京と大阪でこの時期に開催されている同イベント。今年はより効率的な集客を目指し、東京のみ2回に分けてユーザーへ発信する。1回目は5月末に実施した通常の「SKI FORUM」で、毎年スキーウエアなどを買い替えるコアなユーザーを対象にした。2回目は毎年11月に開催される「ウインターリゾート」(会場、池袋サンシャインシティ)で、子供を含むエントリー層へ向けた内容で参加する。
2010/11年のウインター商戦は早期に十分な降雪があったこともあり、非常に好調だった。店頭消化も良く、在庫も順調に捌けていた。しかし、3月11日の東日本大震災発生後はその勢いが止まってしまった。今回のイベントでも集客の減少が懸念されたが、参加企業のホームページでの告知に限定したにも関わらず、前年に近い数のファンが会場を訪れた。