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ミズノ 施設事業
大阪・羽曳野に「LICウェルネスゾーン」を開設

update: 2015/12/24

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サーキットトレーニング「ラララサーキット」の 実演風景

サーキットトレーニング「ラララサーキット」の
実演風景

ミズノの子会社、ミズノ スポーツサービスが中心になり、来年1月12日から、大阪・羽曳野に健康支援の施設「LICウェルネスゾーン」を開設し、運営を始める。羽曳野市から委託された施設運営事業で、同社独自のフィットネスプログラムなどのサービスを提供する。

プログラム、初のトータル展開

ミズノは、ミズノ スポーツサービスおよびセノーと連携し、スポーツ施設事業を展開している。全国で140の契約、運営施設は730カ所にまで拡大。2013年度の売上高が約100億円、今期は130億円の計画だ。アスレチック(競技)分野で培ってきたノウハウを応用した新規開拓事業に位置付ける。

ミズノ スポーツサービスは、スポーツ関連施設の運営や施工、フィットネスプログラムの開発・提供を行っている。セノーはスポーツ関連用具を販売・提供するメーカー。いずれもミズノのグループ会社で、3社が連携した強みを活かしたビジネスだ。

今回の羽曳野市の施設運営受託事業は、同市が取り組む市民の健康増進の方針と、ミズノが提供するフィットネス関連プログラムの方向性が一致したため、契約に至った。当初予定の定員300人を上回る350人の応募が集まっており、関心は高いようだ。今回、提供するプログラムは、既存施設でも展開している内容だが、内装の施工からプログラムの立案、運営までをトータルに展開するケースは初めてだ。