デサント アスレチックビジネス 2014年春夏
商品量を抑えつつ、効率化と売上規模拡大を目指す
update: 2013/07/29
「アリーナ」は競泳と“北島康介”ウエア
「アリーナ」は競泳水着のハイエンドモデル「アクアフォース インフィニティー」の新モデルを投入。背中の部分を“たすき掛け”の要領で部分的に動くようにし、着用時の可動域を拡大させた。より効率的な泳ぎが期待できる。
トレーニングウエアでは、北島康介選手が監修した「+K arena by KOUSUKE KITAJIMA」のアイテムを拡充した。また、陸上のフィットネスシーンあるいはタウンユースを想定したスポーツウエアのラインでは、フィギュアスケートの浅田真央選手がプロデュースした「Mao Mao by areana」(マオマオ バイ アリーナ)も強化商材だ。
「スキンズ」はウエアの新ラインが登場
「スキンズ」は13年春夏シーズンから、旧代理店のカスタムプロデュースからデサントに販売権が移行した。今春から販売を始めたが、現在のところ売り先や在庫など流通の整理期間になっている。本格的な拡販体制が動き始めるのは今秋以降とみられる。
主力商材は全体の60%を占めるコンプレッションアンダーの「A200」シリーズ。レディスモデルでは日本オリジナルアイテムも提案した。また、より競技性の強い「A400」シリーズでは、豪州のラグビー代表チーム「ワラビーズ」と協業したモデルも新たに投入する。
14年春夏シーズンからは、ノンコンプレッション(非着圧)ウエアの「Synchro Collection」(シンクロコレクション)をスタート。まず、ファンランナー向けの商材を展開する。既存・新規双方のファンに向けて発信する。