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ヒマラヤ、スポーツ関連施設運営事業「サステナブル・スポーティング・ライフ」をスタート

update: 2021/07/27

ヒマラヤの新事業「サステナブル・スポーティング・ライフ」の イメージ画(リリースから抜粋)

ヒマラヤの新事業「サステナブル・スポーティング・ライフ」の
イメージ画(リリースから抜粋)

スポーツ小売店のヒマラヤが今年6月から、スポーツやアウトドア関連施設の企画や運営を行う「サステナブル・スポーティング・ライフ」事業をスタートした。建設設計や施設の運営を手掛ける株式会社キャンプサイト(東京都)と連携して事業を展開する。

“コト”消費を提供する新ビジネス

新ビジネス「サステナブル・スポーティング・ライフ」の事業領域は大きく3つ。1つ目は「スポーツすることを日常に取り入れたライフスタイルをサポートする、グッズの販売やアドバイス」で、店舗開発と専門スタッフの育成を行う。

2つ目は「スポーツする環境つくりと提供」。遊休不動産や指定管理者制度等に基づく公共施設の利活用を通じて、スポーツ・アウトドア関連施設の企画・運営」を行う。3つ目は「スポーツすることを続けられるようにサポートする」こと。スポーツ・アウトドア関連施設において提供するサービスやアクティビティーの開発、専門スタッフの育成を行う。

今年6月23日から、2つ目の「スポーツする環境つくりと提供」を目的に、岐阜県・池田町のキャンプ施設「大津谷公園キャンプ場」の運営・管理事業をスタートした。以前は無料で開放されていた同キャンプ場だが、コロナ禍の影響で昨年8月からキャンプ利用が禁止されていた。ヒマラヤが新たに施設運営事業を受託するに合わせ、完全予約制の有料施設として再スタートを切った。

今後は「ヒマラヤ」店舗の出店地域のほか、自然豊かな地域──岐阜、愛知、静岡、長野など全国規模での展開を視野に入れている。スポーツメーカーがスポーツ関連施設を運営・管理するケースは珍しくなくなった。今回の事例は、スポーツ小売店が“コト”消費を提供する新ビジネスだ。