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TSIホールディングス、ゴルフウエアブランド「パーリーゲイツ」が健闘

update: 2021/04/20

コロナ禍の下、健闘を見せる「パーリーゲイツ」 (画像は決算資料から抜粋)

コロナ禍の下、健闘を見せる「パーリーゲイツ」
(画像は決算資料から抜粋)

TSIホールディングスが手掛けるゴルフウエアブランド「PEARLY GATES」(パーリーゲイツ)が健闘している。コロナ禍で多くのブランドが苦戦を強いられる中、2020年度(2021年2月期)の業績は売上高125億200万円(2.4%減)と下げ幅を最小限にとどめた。

グループ内で売上規模が第2位、粗利率も改善

ゴルフウエアブランド「PEARLY GATES」(パーリーゲイツ)は百貨店ゴルフウエア売り場をはじめ、ゴルフ量販店やゴルフ専門店などのスポーツチャネルでも販売する。カジュアルなデザイン要素を採り入れたテイストが特徴だ。国内ゴルフウエア市場では、主力ブランドの最有力として認識されている。

主にアパレルブランドを手掛けるTSIホールディングスの中で、スポーツ系ブランドの位置を占める「パーリーゲイツ」。ゴルフウエアブランドではこのほかに「ニューバランス」や「ピンゴルフ」のライセンス品も展開している。

「パーリーゲイツ」の2020年度(2021年2月期)の業績は売上高125億200万円(2.4%減)。グループ内では1位の「ナノユニバース」に次いで2位に付けた。第1四半期(3-5月)を中心にリアル店舗の閉鎖を余儀なくされた商環境を考えれば、健闘したと言えるだろう。

売上総利益率(粗利率)も52.4%(2.1ポイント増)と改善した。また、同社の2020年度のビジネスでは「パーリーゲイツ」のほか、アスレジャーやストリートブランドも健闘したようだ。