アシックスのバレーボール ビジネス
update: 2020/06/30
アシックスが世界的な主力カテゴリーの1つに位置付ける「バレーボール」ビジネス。その強化策の1つとして、アシックスジャパンがこのほど、バレーボールの日本代表の西田有志選手とアドバイザリー契約を結んだ。新モデルのバレーボールシューズ「METARISE」を使用する。
世界規模でも主力カテゴリーの1つに位置付け
アシックスの主力カテゴリーはランニングだが、競技系種目の開拓も併せて進めている。サッカーやラグビーなどがその一例だ。バレーボールも同様に、「世界的にも主力カテゴリーの1つとして位置付けている」(アシックスジャパン、松下直樹 常務執行役員スポーツマーケティング統括部兼マーケティング統括部)。
去る6月26日、オンラインで開催された会見で、バレーボールの日本代表の西田有志選手とアドバイザリー契約を結んだ旨が公表された。西田選手はアシックスの新モデルのバレーボールシューズ「METARISE」を使用するほか、同社の販促や商品開発などに協力する。
アシックジャパンの今期のバレーボールビジネスは、1-3月がマイナスの推移だった。コロナ禍が大きく影響したことは想像に難くない。4月8日以降の営業自粛の影響で、主力店が閉店していたため、バレーボールビジネスもほかのカテゴリー同様に縮小した。
今後の見通しについて、第2四半期以降──下期においては、「年内までに徐々に回復すると考えている」(松下執行役員)。