TOP > 企業レポート > デサント、水沢工場の使用電力を100%再...

デサント、水沢工場の使用電力を100%再生可能エネルギーに転換

update: 2020/05/20

再生可能エネルギー由来の 電力使用を始めた水沢工場

再生可能エネルギー由来の
電力使用を始めた水沢工場

デサントは3月1日から、連結子会社のデサントアパレル(株)の「水沢工場」において、使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えた。同工場のほか、国内事業所においても2021年4月をめどに、再生可能エネルギー由来の電力使用を開始する計画だ。

来春までに国内の全事業所で切り替え

同社はかねて、「地球温暖化防止策としてCO2排出量の削減」に取り組んでいる。今回、再生可能エネルギーに使用電力を切り替えた水沢工場(岩手県奥州市)は、「デサント」ブランドで2008年から展開している「水沢ダウン」の生産工場だ。

使用する再生可能エネルギーは、(株)NTTファシリティーズ(東京都)から購入する「グリーン電力」(太陽光や風力、バイオマス、水力、地熱などの自然を利用した再生可能エネルギーから作られた電気)。

今後は水沢工場に続いて、国内の事業所で最も規模が大きい──500人以上が勤務する「東京オフィス」において、今夏をめどに再生可能エネルギーへの切り替える計画だ。また、2021年4月までに国内の全事業所で、再生可能エネルギーの使用を開始するほか、2022年3月期(2021年度)には、全事業が使用する電力の30%を再生可能エネルギーに置き換える。これらの取り組みにより、年間およそ40%のCO2の排出削減を実現する構えだ。