イメージ・マジック、ウエアの自動たたみ袋詰め機の新機種を開発
update: 2020/03/11
アパレルのOEMやプリント生産を手掛けるイメージ・マジック(東京都)が3月から、ウエアの自動たたみ袋詰め機の新機種を開発、販売を始めた。アパレルやスポーツアパレルの物流部門において引き合いがあるという。
人員削減、袋詰め作業の効率が向上
ウエアの自動たたみ袋詰め機の新機種は、同社が2018年12月から発売した「ODPS-T」シリーズの後継機に当たる。Tシャツやパーカー、トレーナーなどウエアのたたみ袋詰め作業を効率良く行うことができる。
「たたみ・袋詰め・袋とじ」までの作業を1枚当たり7秒で完了する。1時間に最大、600枚のウエアを袋詰めすることが可能だ。600枚の袋詰め作業を人が行った場合、約6-7時間かかる計算だが、同機を使用することで作業効率が大幅に向上する。
電源プラグは100Vに対応しており、アパレルの倉庫など使用できる環境の幅が広がった。現在の対象顧客は、プリント加工業やアパレルの二次加工業が主体だが、複数社のアパレルやスポーツアパレルの物流部門が導入を検討しているという。
スポーツ関連企業へ向けては、昨年ポリエステル素材によるオンデマンド・プリントの設備を整備した。在庫を持たないオンデマンド生産の提案も計画中だ。