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住友ゴム工業、ダンロップスポーツマーケティング テニスブランド「ダンロップ」
秋冬シーズンからトータル展開が本格化

update: 2020/01/22

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秋冬シーズンからトータル展開が本格化する テニスブランドの「ダンロップ」

秋冬シーズンからトータル展開が本格化する
テニスブランドの「ダンロップ」

住友ゴム工業およびダンロップスポーツマーケティングが手掛けるテニスブランド「ダンロップ」のトータル展開が、2020年秋冬シーズンから本格化する。「ダンロップ」ブランドにおいて秋冬商戦からは、ラケットやシューズ、アパレル、ガットなど主要な商材が出揃う予定だ。

ブランドの認知度向上に力を入れる

従来は「スリクソン」ブランドをメーンにしていたテニスビジネスだが、2017年に「ダンロップ」ブランドを傘下に収め、世界規模で展開できる体制が整った。また、今年6月一杯で「バボラ」ブランドの取り扱いが終了することもあり、「ダンロップ」ブランドへの移行が迫られていた面もある。

主力の硬式ラケットでは、「CX」「SX」といった新モデルが出揃った。これにボール、シューズ、アパレル、ガットが加わり、トータル展開が秋冬シーズンから本格化する。ボールは全豪オープンの公式球に採用されるなど、世界規模での露出度向上が進んでいる。デサントがODM生産していたアパレルは独自規格に切り替え、秋冬シーズンから世界規模での販売を本格化する。

またアパレルでは、チーム受注の拡大にも力を入れる。中高生層を中心に、定番品の在庫を確保し、シェア拡大を推し進める計画だ。ソフトテニスの分野でもチームの開拓を進める。