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ベネクス、ドイツに欧州1号店を出店

update: 2017/11/28

ドイツ・マンハイム市の 「ベネクス」欧州1号店

ドイツ・マンハイム市の
「ベネクス」欧州1号店

ベネクスは11月30日、ドイツ・マンハイム市に欧州1号店を出店する。同市中心部に完成した新しい商業施設内に、直営店舗を開設する。海外店舗は韓国・中国に引き続いて、3店舗目。

海外3店舗目

「ベネクス」欧州1号店。 物販のほか、施術サービスも提供する

「ベネクス」欧州1号店。
物販のほか、施術サービスも提供する

欧州1号店は、マンハイム市内のアパレルブランドが多く出店する商業施設に店舗を構える。売り場面積は約200㎡で、欧州仕様のリカバリーウエア15種類のほか、身体の各部に特化したアクセサリー品6種類を販売する。上代価格は、129-189ユーロ(1万7,000-2万5,000円)で、現地の高級機能性スポーツウエアと同程度の設定。

ウエアは現地・ドイツ人の嗜好を考慮し、肌触りの滑らかな生地に仕上げた。色やデザイン、形なども現地ニーズに合致したものに仕上げた。ナノプラチナなど粒子状の鉱物を織り込んだ特殊繊維「PHT」を日本から輸出し、欧州の工場でウエアを生産する。

施術スペース。 日本発を意識したデザインを採用

施術スペース。
日本発を意識したデザインを採用

同店ではウエア販売のほか、施術スペース(2部屋)を設置。同社製品を使ったマッサージなどのサービスを理学療法士が提供する。同社の生地を使った治療器具を現地の素材メーカーと共同開発。器具の販売のほか、施術サービスにも使用する。施術は理学療法士が考案した内容で、店舗においてこうしたサービスを提供するのは初めての試みだ。

ドイツの年間売上目標は40万ユーロ(約5,000万円。店舗売上を含む)。店舗の運営などドイツ事業は、100%子会社の現地法人、ベネクスヨーロッパ有限会社が担当する。今後は、台湾でのショップ展開も視野に入れている。