ベネクス
リカバリーウエアに高額モデルが登場
update: 2017/10/17
ベネクス、リカバリーウエアの高額モデル
ベネクス（神奈川県厚木市）は10月26日から、リカバリーウエアの高額モデルを新たに発売する。「休むことに敏感な“休養”エリート層」をターゲットにする。上代価格は、上下セットで3万6,000円（本体価格）。
休養の意識が高いユーザーがターゲット
同社のリカバリーウエアの従来品は上代価格が1万円前後だが、今回発売する高額モデルは上下セットで3万6,000円（本体価格）の設定。健康につながる休養に対する関心の高い客層を狙い、新たに企画した。
ターゲット層は、具体的には運動や競技の合間のほか、アスリートや自宅でも休養時間を確保したい意識の高いエンドユーザー。今回の高額モデルには、ナノプラチナなど粒子状の鉱物を練り込んだポリエステル繊維（PHT繊維）に、伸縮性のあるポリウレタンを混ぜた生地を採用した。
ストレッチ性に優れるため、移動時や睡眠時の身体の動きがスムーズだという。肘や膝などの生地にゆとりを持たせて、関節の可動域を確保している。トップスの裾は後ろ部分を数cm長くしており、座った時に腰が露出して冷えないよう工夫した。
販路は、全国の百貨店やスポーツ用品店のほか、自社のウェブサイトでも取り扱う。トップスのジャージージャケット、ボトムスのジャージー共に1万8,000円。色は黒のみ、サイズは4種類展開する。リカバリーウエアの売り上げは堅調に伸びており、2017年3月期には、7億円（22.0％増）を突破した。
