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デサント、ゴルフウエアビジネス 2017年春夏シーズン
中期で新規の顧客開拓を進める

update: 2017/03/31

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17年春夏は増収の計画

ゴルフウエア、ブランド別売上計画

ゴルフウエア、ブランド別売上計画

同社のゴルフウエアの17年春夏シーズンは、全ブランドで増収を計画する。「ルコックゴルフ」が110%、「カッター&バック」が110%、「マンシングウェア」が105%、「ランバン スポール」が106%、「デサントゴルフ」が180%、「スリクソン」が200%の計画である。ちなみに、キャディーバッグなどの「エクイップメント」は102%を計画している(別表を参照)。16年春夏は新規ブランドだった「デサントゴルフ」「スリクソン」を除き、92-99%と苦戦を強いられた(「マンシングウェア」は前年並みを確保)。

高畑ゴルフブランド統括部長は、「国内市場のシェア取りがし烈になっている」と説明する。各ブランドに適した軌道修正が必要で、17年秋冬シーズンへ向けてようやく手応えを得られつつあるようだ。

今年4-5月、および今秋の9-10月という本格的なシーズンの立ち上がり時期に合わせ、ブランド横断型のエンドユーザー向けプロモーションを実施する。昨今はブランドごとに実施していたプロモーションを、全社を挙げて取り組む試みだ。こうした横串の取り組みは20十数年ぶりだという。どこまでエンドユーザーの関心を引き付けることができるだろうか。