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ミズノ ライフスタイルスポーツ事業
2016年度は10%増を目指す

update: 2016/03/30

強化アイテムの1つ 「ミズノスポーツスタイル」

強化アイテムの1つ
「ミズノスポーツスタイル」

ミズノが3月29日、成長著しいライフスタイルスポーツ事業の2016年度方針を公表した。来年度は前年比10%増を目指す。ウォーキングやランニング事業をベースに、キッズシューズ、スポーツカジュアル市場の開拓にも力を入れる。

シューズ主体にシェア拡大を狙う

ライフスタイルスポーツ事業では大きく6つの領域を展開する。主力はウォーキングとランニングだ。ウォーキング事業では好調な高価格帯シューズのほか、アパレルの提案にも力を入れる。来期はシューズで120万足(20%増)を目指す。

ランニング事業はランニングシューズの新モデル「ウエーブライダー19」や、シリアスランナー向けの「ウエーブエンペラー」などが前モデルよりも好調に推移している。来期は20周年を迎える「ミズノウエーブ」の強化も含め、50万足(30%増)を目指す。

ワーキングシューズ事業は(社)日本保安用品協会認定の「オールマイティ」を今年3月から投入し始めた。来期の販売足数計画は8万足。2年後には20万足を計画する。

スポーツカジュアル市場では、今年2月にデビューした「ミズノスポーツスタイル」を軸に、復刻した「M-LINE」(エムライン)シューズと併せて、シェア拡大を進める。来期中に新しい商材投入も計画していて、セレクトショップやスニーカー専門店など新規チャネルへの販売にも力を入れる。

キッズシューズ事業は2015年度で倍増の見通しだ。来期は10%以上の増収を計画している。吸湿発熱素材「ブレスサーモ」や接触冷感素材「アイスタッチ」などのシーズン機能インナーでは、吸湿速乾素材「ドライベクター」を採用した「ドライベクター エブリ」を加え、年間120万枚(7%増)を計画する。