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ジュンとナイキ ジャパンが協業したスポーツ新業態
「NERGY」(ナージー)が関西初出店
「ららぽーとEXPOCITY」にオープン

update: 2015/12/01

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「ららぽーとEXPOCITY」に開業した 「ナージー」

「ららぽーとEXPOCITY」に開業した
「ナージー」

アパレル企業のジュンとナイキ ジャパンが協業したスポーツの新業態「NERGY」(ナージー)が11月19日、関西初出店した。同日オープンした複合商業施設「ららぽーとEXPOCITY」内の2階に店舗を構える。東京・渋谷に60坪のフラッグシップを構えるが、 「ららぽーとEXPOCITY」店は110坪と最大規模だ。スムージーも初展開している。

フルコンテンツの店舗、アクティブな女性像をコンセプトに

初展開の「ウエルネスカフェ」。 オリジナルのスムージーを提供する

初展開の「ウエルネスカフェ」。
オリジナルのスムージーを提供する

昨今、注目を集めている言葉“アスレジャー”(アスレチック=競技、とレジャー=余暇、を1つにした造語)を具現化したショップで、「朝にスポーツして会社に出勤するスタイル」を提案シーンに据えている。また、ナイキ ジャパンがプロディユースしたスポーツアイテム群の機能性を広く知ってもらう目的もある。

目玉は初展開の「ウエルネスカフェ」。オリジナルのスムージーなどを販売している。ランニング後の効率的な栄養補給にも利用できるよう提案を強化している。既存型のスポーツショップに入りにくい女性が多い現状を打破するべく、デザイン性と機能性を両立したアイテムを取り揃えた。店頭商材の50%を占める「ナイキ」ブランドのシューズやアパレル類は、ナイキ ジャパンが「ナージー」業態用にMDを組んだラインナップだ。店頭スタッフはスポーツ経験者を重視。ナイキ ジャパンの研修を受け、シューズの販売に当たっている。

「ナージー」向けにセレクトされた 「ナイキ」のシューズを展開

「ナージー」向けにセレクトされた
「ナイキ」のシューズを展開


「ナイキ」ブランドのほか、40%がオリジナルブランド「ナージー」を置く。タウンにも着用できる機能性を意識したアイテムを企画、展開する。残りの10%は、コスメブランドの「THREE」(スリー)や、爪を保護する「ジェルネイル」などを展開。スポーツを楽しむアクティブな女性のニーズがどのようなものか、検証する意味合いもある。

ショップの約半分を「ナイキ」の商材で構成。シューズを全面に置き、壁面を中心にアパレル関連アイテムを置いた。反対側に「ウエルネスカフェ」、「THREE」や「ジェルネイル」、「ナージー」商材を配置している。