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大阪・梅田の複合商業施設「リンクスウメダ」
複数のスポーツ関連ショップが新規出店

update: 2019/11/22

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アシックスはスポーツスタイルに特化した新業態を展開

アシックスの新業態 「ASICS OSAKA LINKS UMEDA」

アシックスの新業態
「ASICS OSAKA LINKS UMEDA」

アシックスジャパンは、スポーツスタイルの商材に特化した新業態「ASICS OSAKA LINKS UMEDA」(アシックス大阪リンクス ウメダ)を出店した。隣接する商業施設「グランフロント大阪」に、ランニングを軸にした既存店を展開しているほか、既存の「ヨドバシカメラ梅田」内にスポーツ量販店「ゼビオ」が出店していることなどから、住み分けを図るため、新業態を開発した。一部、「メタラン」などランニングシューズも置くが、メーンはタウンユースを意識したスポーツスタイルの商材だ。

「ASICS OSAKA LINKS UMEDA」。 新しいファンの入り口の店に位置付ける

「ASICS OSAKA LINKS UMEDA」。
新しいファンの入り口の店に位置付ける


同じスポーツスタイルのブランドとして「オニツカタイガー」を展開する同社だが、単独で直営店展開していることもあり、今回の新業態では扱っていない。品揃えの90%はシューズで、残りの10%がアパレルやイクイップメント類で構成する。アパレルはジャパン社の限定企画を置いて、独自性をアピールする。

新業態を開発したきっかけについて、「東京五輪を機に、スポーツがしたいというマインドが広がるだろうと予測している。一般層へもスポーツブランドの『アシックス』を浸透させていこうと考え、ファンの入り口の店として開発した」(アシックスジャパン、西浦堅二 取締役アスレチックビジネスプランニング部門DTC部門担当)と説明する。

「スワンズ」はファミリーと インバウンドを意識した

「スワンズ」はファミリーと
インバウンドを意識した


そのほか、山本光学が「SWANS STORE LINKS UMEDA店」を出店している。スポーツサングラス「スワンズ」を展開する同社だが、梅田商圏には商業施設の「アルビ」に既存店舗がある。同商圏では2号店に当たり、店舗面積は15坪。子供に人気が高い「スポーツゴーグル」や、インバウンド客に強いスイミングゴーグルも品揃えする。「リンクスウメダ」が重点強化する客層がファミリー層とインバウンド。同店の品揃えも、同館の方針に沿った内容だ。