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アディダスジャパン
グローバルのコンセプトを採用した新店舗
「アトモス渋谷店」をオープン

update: 2018/04/25

「アトモス渋谷店」の アディダスコーナー

「アトモス渋谷店」の
アディダスコーナー

アディダス ジャパン(東京都港区)が4月21日、シューズ専門店のテクストトレーディングカンパニー(東京都渋谷区)と協業した新業態売り場を、「アトモス渋谷店」にオープンした。

グローバル統一の店舗コンセプトを採用

同コンセプトショップは、テクストトレーディングカンパニーが展開するシューズ専門店「アトモス」の渋谷店内で新たに展開する。日本国内初の、グローバル展開を視野に入れたコンセプトを採用した売り場だ。

同社は東京をはじめとした世界6都市を重点強化“都市”に定めている。今回の新業態の出店も、こうした取り組みの一環である。日本国内における、スニーカーブームの火付け役を担った「アトモス」ショップにおいて、東京のファッション感度の高い顧客を意識した品揃えを提案する。

グローバルの店舗コンセプトを採用した 売り場を構築した

グローバルの店舗コンセプトを採用した
売り場を構築した

同売り場では、既存店舗で使用されていない新しい什器、内容を採用。世界初の取り組みである。「アディダス オリジナルス」のほか、「アディダス」ブランドのアスレチックラインの商材も取り揃える。

今回のショップは、スポーツカジュアルがメーンで、競技系ではなく、タウンユースを念頭に置いた「渋谷周辺におけるファッション感度の高いお客様向けに適した商品ラインナップを展開」(アディダス広報コメント)する。

国内のスニーカーブームは「カジュアル化が進む市場を踏まえ、引き続きスニーカー需要は見込まれる」(アディダス広報談)と分析している。今後、こうした売り場の展開は未定だというが、国内の主要都市を中心に、数店舗の出店の可能性はある。いずれにしても、現段階で、アディダスとして、少なくとも日本市場においては、汎用性を伴ったスポーツ系ブランドのスニーカー需要はしばらく続く、という判断のようだ。