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アシックスジャパン、国内最大の旗艦店
「アシックス原宿フラッグシップ」をオープン

update: 2017/10/18

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「アシックス原宿フラッグシップ」。 女性に焦点を当てた編集が特徴

「アシックス原宿フラッグシップ」。
女性に焦点を当てた編集が特徴

アシックスジャパンが10月6日、国内最大の旗艦店「アシックス原宿フラッグシップ」(東京都渋谷区神宮前)をオープンした。新築されたビルの1階フロアに、「アシックス」「アシックスタイガー」「ホグロフス」の3ブランドを展開する。店舗面積は約672㎡で国内最大規模。英国・ロンドンに次ぐグローバルのフラッグシップの2号店で、女性に焦点を当てた商品構成が特徴だ。

女性に焦点を当てた店内構成

国内最大の旗艦店「アシックス原宿フラッグシップ」の外観。 左端が竹下通り

国内最大の旗艦店「アシックス原宿フラッグシップ」の外観。
左端が竹下通り

立地は竹下通りに面した原宿地区の一等地。周辺に外資系をはじめとしたスポーツ関連のショップが集積する区画だ。原宿店の基本的な構成は、1号店であるロンドン店と同じだ。若い世代が多く訪れる原宿の街を意識し、中でも女性客に焦点を当てた取り組みを強化した。“女性や若い層”など新規顧客の開拓に重点を置いている。同社の主力商品はシューズ類だが、原宿店ではマネキンを使うなどして、アパレル類の発信にも力を入れている。ショップの中央付近には、常時イベントが開催できるスペースを設けた。定期的にヨガイベントなどの催事を計画している。

提案するシーンはランニングとトレーニングがメーンで、一部テニスやバスケットボール、バレーボールなどのシューズも取り揃える。またシーズンで商材を入れ替えるコーナーでは、WBCの野球日本代表チームのレプリカウエアを展開する。そのほか、原宿店限定商材(Tシャツ、キャップ、トートバッグ)もラインナップする。

「ホグロフス」のコーナーはタウンユースを意識したアパレルやバックパックを主体に展開。「アシックスタイガー」のコーナーは心斎橋店と同じコンセプト。外に面した入り口からも出入りできるようにした構造で、表がから見ると「アシックスタイガー」単独の路面店舗に見える。「オニツカタイガー」は近隣に直営店舗があるため、今回の原宿店には入っていない。

「アシックス原宿フラッグシップ」。 アパレル類もしっかりラインナップする

「アシックス原宿フラッグシップ」。
アパレル類もしっかりラインナップする

女性客を意識した取り組みでは、新しい計測サービス「ASICS FITNESS LAB」を世界で初めて導入した。歩行や体組成などを計測し、そのデータを基に最適なトレーニング、運動内容をアドバイスする。店内に計測スペースを設けて、接客サービスに活用する。体型測定も行っており、その結果を基に各人の身体に合ったコンプレッションウエアをカスタマイズする「ASICS Custom Apparel Service」も提供する。