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ゴールドウイン、アスレチックの新業態
「NEUTRALWORKS.BY GOLDWIN」をオープン

update: 2016/05/02

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アスレチックの新業態 「NEUTRALWORKS.TOKYO」

アスレチックの新業態
「NEUTRALWORKS.TOKYO」

ゴールウインは4月29日、東京・外苑前にアスレチックの新業態「NEUTRALWORKS.BY GOLDWIN」(ニュートラルワークス.バイ ゴールドウイン)をオープンした。「スポーツライフスタイルで24時間を過ごしたい人たちのためのココロとカラダをニュートラルに整える」をコンセプトに、幅広いスポーツの楽しさを伝える目的がある(4月7日に一部既報:ゴールドウイン 新業態「NEUTRALWORKS. BY GOLDWIN」をオープン)。

東京・外苑前に1号店、スポーツの楽しさを伝える目的

「NEUTRALWORKS.TOKYO」2階。 スポーツの楽しさを伝える

「NEUTRALWORKS.TOKYO」2階。
スポーツの楽しさを伝える

アスレチック(スポーツ競技)系の新業態開発は、2020年の東京オリンピック開催が決まった時から、準備が始まった。その後、スポーツマーケットで再び注目を集め始めていた“アスレジャー”(アスレチックとレジャーを組み合わせた造語。日常生活にスポーツを採り入れる考え方)というキーワードも後押しになった。同社は「ザ・ノース・フェイス」ブランドを中心にアウトドアビジネスが強みだが、アスレチックビジネスには収益をまだまだ高められる余地がある。その活性化の一助としても、期待を寄せている業態だ。

同社の西田明男 代表取締役社長は、「決して競技分野が頭打ちということはないと思う。むしろ、(エンドユーザーに注目してもらえる)順番がようやく回ってきたと考えた方がいい」と、アスレチックの新業態に対する期待感を説明する。また、「昨年、盛り上がったラグビーもそうだが、ユーザーには参加型でスポーツを楽しみたいというニーズが高まっている。自分達で動きたいとの思いが増えていると感じる」と昨今の市場ニーズを分析する。

新業態「NEUTRALWORKS.TOKYO」は、新国立競技場などスポーツ施設が集まる外苑前の一画に店舗を構える。店舗面積はトータルで171坪。地下鉄・外苑前駅から徒歩で1分足らずの場所という好立地だ。スポーツに“ゆかり”の深い環境で、新しい切り口のアスレチックショップを提案する。その大きな目的は、スポーツの楽しさを伝えることだ。