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ゴルフウエア 2014年春夏シーズン(上)
ブランド個性発揮に腐心

update: 2013/10/21

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一部のスタイリングに変化の兆し

レディスで見られる傾向は、ワンピースが定番アイテムになったこと。ファッション性を重視する「プーマ」から、コンサバティブな「マンシングウェア」まで、普通に見掛けるようになった。

メンズはショートパンツの需要も東地域を中心に高まってきた。数年前、ニッカボッカが流行る“兆し”はあったが結局、売れ筋を作るまでには至らなかった。フルレングスのパンツが根強いメンズであるが、今後のスタイル変化も興味深い。

「ブラック&ホワイト」 (ブラックアンドホワイトスポーツウェア)

「ブラック&ホワイト」
(ブラックアンドホワイトスポーツウェア)

「M・U スポーツ」 (ツー・アンド・ワン)

「M・U スポーツ」
(ツー・アンド・ワン)

「J.リンドバーグ」 (グリップインターナショナル)

「J.リンドバーグ」
(グリップインターナショナル)

上代設定に苦慮

為替が円安に振れているため、原材料の値段が上がっている。そのため、利益が確保しにくい構造になっている。上代設定を上げることは依然デフレマインドが蔓延している市況を考えると非常に難しい。そのため、素材の共有や原価率の見直しなど、各社は知恵を絞っている。

また来年4月から消費税率が上げられる。そのため、例年以上に春の立ち上がりが重要になってくる。商品の投入を早めるブランドもあり、順調に気温が上昇すれば消化が進むかもしれない。

「ヒールクリーク」 (グリップインターナショナル)春企画

「ヒールクリーク」
(グリップインターナショナル)春企画

「アンパスィ」 (ブラックアンドホワイトスポーツウェア)

「アンパスィ」
(ブラックアンドホワイトスポーツウェア)

「カッパ」ゴルフ (フェニックス)

「カッパ」ゴルフ
(フェニックス)

「ハリールイド」 (SENCE)

「ハリールイド」
(SENCE)