ヒマラヤ 2015年8月期 第3四半期
店頭売りが健闘、増収増益に
update: 2015/06/30
ヒマラヤの2015年2月期第3四半期決算は、店頭売りが健闘し、増収増益になった。新規出店した店舗の売上増が貢献している。商品別ではシューズ類がけん引役になり、ゴルフ用品も健闘した。
各部門で売り上げ伸ばす
既存店ベースでは、期中(9カ月)の推移が「ヒマラヤ」業態が99.9%、「ビーアンドディー」が91.5%。全店で「ヒマラヤ」が104.8%、「ビーアンドディー」が92.6%だった。客数は共に増加したが、客単価が横ばい、減少傾向だった。
商品別では、「一般スポーツ用品」がランニングシューズを中心に堅調な推移だった。秋冬は天候不順の影響を受け、増収幅が縮まった。ゴルフ用品は雑貨やウエア類の強化が奏功し健闘。スキー・スノーボード用品は降雪に恵まれ、好調に推移した。アウトドア用品はタウンユースの商材が動き、2ケタ増の結果だった。
売上高総利益率が1.2ポイント改善した。季節性の高い商品において、仕入れや在庫管理を徹底したことがプラスに働いたようだ。期中の出店は「ヒマラヤ」が10店(退店5)、「ビーアンドディー」が2店(別表参照)。
粗利率の改善と共に利益面も伸びている。通期は増収増益の見通し。