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セントラルスポーツ 2013年3月期 連結決算
収益改善、増収増益に

update: 2013/05/23

セントラルスポーツの2013年3月期連結決算は、「スクール部門」および「業務受託部門」が堅調に推移し、売上高469億円(1.2%増)、経常利益24億円(26.5%増)と増収増益を達成した。売上総利益率も0.9ポイント改善し、12.0%に増加した。

個別の部門別売上高は、主力の「フィットネス部門」が268億2,700万円(0.0%増)と前年並みだった。「スクール部門」は92億5,400万円(3.0%増)と堅調に推移。「業務受託部門」も49億5,600万円(3.6%増)と健闘した。「プロショップ部門」は28億8,600万円(1.2%減)とやや減収した。「スポーツクラブ経営事業」全体では、439億2,500万円(0.9%増)と微増だった。

期中に直営店を2店、業務受託1店を出店した。一方、直営を2店、受託を2店閉鎖した。期末の店舗数は154店(直営115店、受託39店)。既存の会員数はフィットネスで1.8%減。スクールでは2.6%増と堅調だった。

財務面では、自己資本比率が高まったため回転率はやや低下したが、増収増益により主な数値は改善した。有利子負債も118億2,000万円(25億8,600万円の減)と減少。自己資本が増えたこともあり、D/Eレシオも改善した。

通期の業績見通しは、連結売上高が476億5,000万円(1.5%増)、経常利益が28億7,000万円(15.3%増)。