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エービーシー・マート 2013年2月期 連結決算
日本・海外ともに続伸し増収増益に
国内店舗数が700店を突破

update: 2013/04/15

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2013年2月期 エービーシー・マート(表1)

2013年2月期
エービーシー・マート(表1)

シューズ専門店、エービーシー・マートの2013年2月期連結決算は、国内外の店舗増に加え、下期に米国のLaCrosse Footwear,Inc.が連結子会社に加わったこともあり、売上高1,594億円(13.3%増)、経常利益307億円(8.3%増)と増収増益を達成した。売上高は1,500億円台に達し、利益は営業・経常段階でともに300億円台に乗った。

主力の「スポーツ」シューズが堅調

売上総利益率は57.3%(0.3ポイント減)と微減。その影響で、利益率が営業・経常の各段階で微減した。当期純利益は特別損失が前期からおよそ半減した影響で増益を達成した。

期中の出店数は国内が67、海外が32で、グループ全体では99店舗を出店した。国内は67増(14減)の703店舗と700店を突破した。海外の主力、韓国では28増(6減)の127店舗と順調に増加した。国内の立地別の出店状況は、SC(ショッピングセンター)が317店と最も多い。期中も34店(7減)を出店した。商業ビルが101店(4増3減)、路面店が84店(3増2減)。ロードサイドが86店(16増)と大幅に増加した。アウトレットは46店(5増)と増えている。期中の国内平均営業面積は18万6,467㎡(11.9%増)と前年に引き続き2ケタ増。1㎡当たりの売上高は69万1,000円(3.8%減)と減少した。

カテゴリー別の売上高は連結ベースで、主力の「スポーツ」が739億4,200万円(7.3%増)と堅調な推移だった。「レザーカジュアル」が300億5,800万円(29.6%増)と大幅な増収。「レディース」も218億3,300万円(19.8%増)と好調だった。規模はまだ小さいが、「キッズ」が85億4,700万円(14.0%増)と伸びている(表2参照)。