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ヒマラヤ 2013年8月期 第2四半期 連結
増収減益に

update: 2013/04/01

ヒマラヤ13年8月期Q2

ヒマラヤ13年8月期Q2

ヒマラヤの2013年8月期第2四半期連結決算は、増収減益だった。売り上げは順調に伸びたが、計画していた経費の削減が進まなかったため、減益の結果となった。売上総利益率は37.8%と前年並みを維持した。

売上高は314億5900万円、105.1%増と堅調だった。営業利益は8億3400万円、10.6%減と2ケタの減益だった。売上高対販売管理費率は0.5ポイント増加し35.2%。店舗運営費の見直しなど抑制を続けたが、前年からの増加分を吸収するには至らなかった。商品回転率は0.2ポイント減の2.7。交差比率が102.1、7.5ポイント減と悪化した。

部門別では、ランニングブームによりシューズを中心に関連商品が好調だった。ゴルフ用品はクラブが低調だったが、アパレルが気温の低下により秋冬物が堅調だった。スキー・スノーボード用品は100.1%とほぼ前年並みの結果だった。11月以降の急速な気温低下により冬物衣料が好調に推移した。プライベートブランドは、保温・発熱機能を持たせたウエア「温The Body」を中心に良く売れたこともあり、売上総利益率は前年並みの37.8%を確保した。

期中の出店数は、ヒマラヤが8店(閉店3)、グループ会社のビーアンドディーが2店で、期末の店舗数はヒマラヤが105店、ビーアンドディーが31店の計136店舗。売り場面積は23万3,269㎡になった。

通期の見通しは、連結で売上高が660億円。利益面では、営業利益・経常利益ともに1億増の24億円、当期純利益は5,000万円増の13億5,000万円に上方修正した。