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チヨダ 2013年2月期 第2四半期連結決算
効率性が高まり、微減収増益に

update: 2012/10/29

チヨダ 2013年2月期 第2四半期連結決算

チヨダ 2013年2月期 第2四半期連結決算

シューズ小売りのチヨダの2013年2月期第2四半期決算は連結で、売上高760億4300万円(0.9%減)、経常利益68億2500万円(21.5%増)で微減収増益だった。既存店ベースの売り上げは前年同期比を上回ったが、不採算店舗のスクラップなどにより微減収となった。経費削減など効率化を進めた結果、増収を達成した。

期中の出店数が20、退店が34。期末の店舗数は、靴事業が1130店(25減)、衣料品事業が477店(33減)で計1607店(58減)になった。

主力の靴事業では、ブランド全般が好調に推移。若年層を対象にしたブランド「セダー・クレスト」では、キャンバススニーカーの「ダブルフェイス」を筆頭に、トーニングシューズの「デュオモーション」などが好調だった。「セダー・クレスト」ブランド全体では30%増と2ケタの伸びを達成した。サンダル部門は6-7月の低温が影響し苦戦した。

収益性が改善

売上高は不採算店舗のスクラップ等で微減収にとどまったが、利益面では各段階(営業・経常・当期)でそれぞれ増収を達成した(別表参照)。売上総利益率も48.7%(1.2ポイント増)と改善した。

販管費は微減。効率性指標の商品回転率、交差比率が改善した。流動性指標ではキャッシュフローが増加。有利子負債は31億5300万円と横ばいだが、D/Eレシオが微減した。

通期では連結で、売上高1518億2300万円(1.5%減)、営業利益115億3500万円(7.5%増)、経常利益120億3200万円(6.1%増)、純利益57億7600万円(19.4%増)。