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ヒマラヤ、2021年8月期 第3四半期
2ケタの増収、黒字回復に

update: 2021/06/30

ヒマラヤ、2021年8月期 第3四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤ、2021年8月期
第3四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤの2021年8月期 第3四半期(9-5月)連結決算は、コロナ禍からの反動増により2ケタの増収を達成、黒字を回復するに至った。種目別では、ゴルフやアウトドア、ウインター品が健闘した。

ゴルフ、アウトドア、ウインターが健闘

連結売上高は472億200万円(15.0%増)と2ケタの増収。売上総利益率は35.6%(2.6ポイント増)と改善した。販管費率も低く抑えられたことから、営業段階で19億9.400万円の利益を確保するに至った。同様に経常利益は19億9,400万円、四半期利益は12億8,600万円だった(別表を参照)。

種目別では、ゴルフやアウトドア、ウインター品が健闘した。「一般スポーツ用品」は前年同期比9.2%増、「ゴルフ用品」が同14.7%増、「アウトドア用品」が同34.0%増、「スキー・スノーボード用品」が同20.8%増となった。期末の店舗数は、99店(6減)。売り場面積は21万2,549㎡(5,693㎡減)。

なお、第3四半期決算の累計が当初の予測を上回ったため、通期の業績予測を上方修正している。売上高は610億円と据え置くが、利益面では営業利益が4億8,00万円増の18億5,000万円、経常利益が5億円増の20億円を計画している。