アルペン、2021年6月期 第2四半期
ゴルフやアウトドアが貢献し、増収増益に
update: 2021/03/03
アルペン、2021年6月期
第2四半期 財務数値一覧（表1）
アルペンの2021年6月期 第2四半期（7－12月）連結決算は、ゴルフやアウトドアが貢献し、増収増益となった。健闘する種目の追い風を上手く捉えた。第2四半期及び通期の業績見通しを上方修正している。
ゴルフ、アウトドア、スポーツアパレルが健闘
連結売上高は1,205億3,900万円（5.0％増）と堅調な推移だった。在庫コントロール及び値引き販売が減少した効果で、売上総利益率（粗利率）が43.2％（2.7ポイント増）と改善した。販管費率が低下したこともあり、営業利益が110億9,200万円（237.3％増）と大幅に改善した。同様に経常利益も120億2,400万円（193.3％増）と増益を達成した（別表を参照）。
部門別では、一般スポーツ用品は前年を下回ったが、キャンプ用品やアウトドア用品、スポーツアパレルが健闘した。ウインター用品は暖冬の影響もあり苦戦した。ゴルフ用品は前年比をクリアし、健闘を見せた。
期末の店舗数は、391店（4増、5減）でほぼ横ばいの推移だった。業態別では、「アルペン」が51店（1増、1減）、「スポーツデポ」が144店（1増、1減）、「ゴルフ5」が194店（2減）。
業績の回復が順調なため、通期の見通しを上方修正している。連結売上高2,350億円（7.8％増）、営業利益133億円（221.8％増）、経常利益147億4,000万円（156.6％増）の増収増益の計画だ。
