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Under Armour,Inc. 2020年12月期 連結決算
主力の北米が苦戦し減収、損失を計上

update: 2021/02/19

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来年度から決算期を“3月期”に変更

部門別の売上高は、主力の「Apparel」(アパレル)が28億8,200万米ドル(約2,968億4,600万円、同)、16.9%減と2ケタの減収だった。「Accessories」(アクセサリー類)が4億1,400万米ドル(約426億4,200万円、同)、0.5%減とほぼ前年並みを確保した。

通期の業績見通しでは、売上収益は2ケタ後半の減収になると見ていたが、1ケタ台後半の増収になるようだ。また来年度(2022年度)から、決算期を現行の12月期から3月期に変更する。国内スポーツ企業の大半は3月期だが、12月期が主流の外資系では珍しい変更。2021年度(2021年12月期)は1-12月の通常の決算期で運営する。

決算期の変更は、下期(7-12月)の売上規模が大きい事から、ビジネス・サイクルと財務の整合性を高める狙いがあるようだ。2022年1-3月の移行期を経て、同年4月から新年度に入る計画だ。