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財務分析レポート
主要上場スポーツメーカー業績レビュー、② PUMA
過去5年で順調に売上規模を拡大

update: 2021/01/22

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通期の数値目標は見通せず

2020年シーズンは第2四半期まで損失を計上していたが、第3四半期でようやく利益を確保した。徐々に復調の兆しが見られる。第3四半期(7-9月)だけで見ると、「EMEA」が14.1%増、「Americas」が9.7%増と、売上収益は前年同期比を上回っている。部門別では、全ての商材でプラス成長だった。主力の「Footwear」(シューズ)が6.1%増と健闘した。

通期の業績見通しは、コロナ禍の収束が見通せないと判断し、現時点では未定。しかし第3四半期の復調には手応えを感じており、中長期的には楽観視している姿勢だ。