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セントラルスポーツ、2012年3月期連結決算
微増収増益に

update: 2012/05/28

セントラルスポーツ2012年3月期

セントラルスポーツ2012年3月期

セントラルスポーツの2012年3月期連結決算は売上高463億8100万円(0.5%増)、経常利益19億6700万円(14.4%増)の微増収増益になった。売上総利益率が微減したが、販管費率が減ったこと、また営業外収益が増え営業外費用が減少したことも増益に貢献した。

売り上げの大半(395億6500万円、0.6%増)がスポーツクラブの運営による収益のため、物販比率が小さい。従って、商品回転率等は参考数値として列挙した。

有利子負債が20億3300万円減少して144億600万円になった。それにつれて、D/Eレシオも0.2ポイント減少して1.034になった。水準はまだ高いが、流動性指標に改善が見られる。

通期見通しを上回る

同社は昨年の決算発表時に2012年3月期の通期見通しについて、連結売上高456億5000万円(1.1%減)、経常利益14億2000万円(17.4%減)と減収減益を想定していた。これは震災の影響を勘案した数値だったが、実際はその想定値をすべて上回った。

通期では売上高473億4000万円(2.1%増)、経常利益22億4000万円(13.9%増)の増収増益を計画している。