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アルペン、2018年6月期 第3四半期
ゴルフビジネスが健闘、増収・減益に

update: 2018/05/25

アルペン、2018年6月期 第3四半期 財務諸表(表1)

アルペン、2018年6月期
第3四半期 財務諸表(表1)

アルペンの2018年6月期の第3四半期(7-3月)連結決算は、ゴルフビジネスが堅調で増収を達成した。利益面は、前期に計上したデリバティブ評価益など「営業外収益」が減少した影響もあり、減益に至った。

一般スポーツ用品、ウィンタースポーツ用品が苦戦

連結売上高は1,659億円(4.4%増)。営業段階では7億円(44.5%増)と増加。本業の儲けを示す営業利益は増益を達成した。経常利益、四半期純利益は減益となった。売上高総利益率(粗利率)が低下したが、販管費率も低下したため、利益増に至った。

期末の店舗数は147店(出1、退8)。業態別では、「アルペン」が59店(退1)、「ゴルフ5」が196店(退5)、「スポーツデポ」が149店(出1、退2)、「ミフト」が13店。売り場面積は25万6,744坪(3,310坪)と減少した。

「一般スポーツ用品」は、チームスポーツの野球やサッカーの低迷が響き、前年同期比を下回った。「ウィンタースポーツ」は、在庫消化を優先したこともあり、減収に至った。「ゴルフ用品」は、新製品クラブやゴルフウエアが健闘したことで、前年比を上回った。

通期の業績見通しに変更はない。連結売上高2,260億円(2.8%増)、営業利益50億円(21.5%増)、経常利益59億円(4.6%減)を計画している。