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2017年12月期 スポーツ上場各社まとめ(下)
カギ握るフットウエア、成長エンジンはアジア圏

update: 2018/04/11

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アンダーアーマー、アシックス──集中する商材の分散化が課題

 アンダーアーマー、2017年12月期 部門別売上高(表3)

アンダーアーマー、2017年12月期
部門別売上高(表3)

アンダーアーマーとアシックスは前述の2社と売り上げの構成比率が異なる。アンダーアーマーはアパレル、アシックスはシューズに売り上げが集中している。アンダーアーマーのアパレルの売上高は32億8,700万米ドル(約3,681億4,400万円、同)、1.8%増。連結売上高の約76%を占める。強化アイテムのシューズは10億3,700万米ドル(約1,161億4,400万円、同)、2.7%増だ。

アシックス、2017年12月期 部門別売上高(表4)

アシックス、2017年12月期
部門別売上高(表4)


アシックスのシューズ類の売上高は3,333億円(1.1%増)。連結売上高の約83%を占めている。アンダーアーマーとは真逆の構造で、強化アイテムはアパレルだ。2017年12月期の売上高は479億円(6.4%減)で、規模はまだまだ小さい。(終り)