ゼビオホールディングス、2018年3月期 第2四半期
主力の一般競技スポーツ、ゴルフが健闘し増収増益を達成
update: 2017/11/16
ゼビオホールディングスの2018年3月期(2017年度)の第2四半期(4-9月)決算は、主力の一般競技スポーツやゴルフ分野が健闘し、増収増益を達成した。売上高総利益率(粗利率)が改善したほか、販管費率も減少し、収益性が向上した。
営業利益率が引き続き改善
営業利益率が3期連続で改善した。連結売上高は1,167億円(3.4%増)と堅調な推移だった。粗利益率は40.7%(0.2ポイント増)と微増した。利益率は粗利率の改善、および販管費率の減少で軒並み改善した(表1を参照)。
部門別売上高では、主力の「一般競技スポーツ」が479億円(2.4%増)と堅調な推移だったほか、「ゴルフ」が317億円(8.3%増)と健闘した。規模は小さいが、「ウインタースポーツ」も健闘した。「スポーツアパレル」も140億円(1.4%増)と堅調だった(表2を参照)。
期末の店舗数は、「スーパースポーツゼビオ」が167店(出1、退2)。「ヴィクトリアゴルフ」が200店(出2、退2)。「エルブレス」が38店(出11)。「ゼビオ」業態の期中の既存店売上推移は、2.3%増と堅調な推移だった。「ヴィクトリア」では1.6%増の推移だった。
通期見通しは変更していない。連結売上高2,300億円(3.0%増)、営業利益89億円(20.9%増)、経常利益90億円(20.3%増)で、増収増益を計画している。