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エービーシー・マート、2018年2月期 第2四半期
店頭売りがけん引し増収、経費増で減益に

update: 2017/10/12

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エービーシー・マート、2018年2月期 第2四半期 財務諸表(表1)

エービーシー・マート、2018年2月期
第2四半期 財務諸表(表1)

エービーシー・マートの2018年2月期(2017年度)の第2四半期(上半期)連結決算は、店頭売りがけん引して増収を達成したが、出店に伴う経費増が影響し減益に至った。引き続き、主力のスポーツシューズがけん引役になっている。

引き続き、スポーツ関連が好調

連結売上高は1,288億円(4.5%増)と健闘した。うち国内では、全店で2.8%増、既存店ベースでは20.%増と堅調な推移だった。期末の店舗数はグループ全体で1,187店(出71、退25)。店舗数の増加が増収に寄与したが、経費増にもつながった。国内は906店(出44、退12)、海外は249店(出27、退13)だった。

利益面では、各段階で微減益に至った。売上高総利益率(粗利率)が微減し、販管費率が微増した。利益は下がったが依然、営業・経常段階で2ケタ後半の高い水準を維持している(表1を参照)。

エービーシー・マート、2018年2月期 第2四半期 品目別売上高(表2)

エービーシー・マート、2018年2月期
第2四半期 品目別売上高(表2)

商品別では主力の「スポーツ」が738億円、5.0%増と引き続き堅調な推移だった。「レザーカジュアル」は4.0%減と苦戦した。「キッズ」と「サンダル」が共に2ケタ増と好調な推移だった(表2を参照)。