プーマ、2017年12月期 第1四半期
全地域で2ケタ増、増収増益を達成
update: 2017/04/27
プーマ、2017年12月期 第1四半期
財務諸表（表1）
プーマの2017年12月期 第1四半期（1－3月）は、全地域で2ケタ増を達成し、増収増益になった。主力のFootwear（スポーツシューズ）がけん引役になった。販ハイ管理費が減少し、売上高総利益率（粗利率）が改善した。
シューズがけん引役に
連結売上高は、10億500万ユーロ（約1,185億9,000万円、1ユーロ＝118円で換算）、18.1％増と2ケタの伸び。粗利率は0.3ポイント改善し、47.1％になった。営業利益（EBIT＝利払前税引前利益）は7,000万ユーロ（約82億6,000万円、同）、70.1％増と高い伸び率だった（表1を参照）。
第1四半期において、売上高が10億ユーロに達したのは初めて。この好調な推移を受けて、通期の業績見通しを上方修正した。通期の売上高は2ケタ台前半の伸び（現地通貨ベース）で、営業利益は1億8,500－2億ユーロ（約218億3,000－236億円）を目指す。
プーマ、2017年12月期 第1四半期
部門別売上高（表2）
地域別の売上高では、EMEA（Europe,the Middle East and Africa）が4億1,400万ユーロ（約488億5,200万円、同）、17.0％増と好調に推移した。Americas（米州）も3億4,600万ユーロ（約408億2,800万円、同）、20.3％増と好調だった。アジア地域も2ケタ増と健闘した（表2を参照）。
部門別では、主力のFootwearが4億9,800万ユーロ（約587億6,400万円、同）、27.3％増とけん引役になった。Apparelが3億2,600万ユーロ（約384億6,800万円、同）、12.5％増と2ケタ増、Accessoriesも好調な推移だった。
