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ヒマラヤ 2017年8月期 第1四半期
増収するも、損失を計上

update: 2016/12/27

ヒマラヤ、2017年8月期 第1四半期

ヒマラヤ、2017年8月期
第1四半期

ヒマラヤの2017年8月期第1四半期は、増収するも損失を計上するに至った。一般スポーツ用品は一部のカテゴリーが好調な推移だったが、秋物衣料が全般的に苦戦し、全体ではマイナスになった。ゴルフ用品はウエアや雑貨の強化もあり健闘した。

前期同様にゴルフ、アウトドアが健闘

連結売上高は159億円(2.0%増)と増収を達成した。売上高総利益率(粗利率)は割引品の増加により、2.1ポイント減少した。販管費率は1.5ポイント減少したが、営業損失を計上するに至った(別表参照)。自己資本比率が減っているが、これは利益剰余金の減少による影響だ。

部門別では、「一般スポーツ用品」が0.4%減と微減。バドミントン・卓球など一部の種目は好調だったが、秋物衣料の低迷およびサッカーや野球などチームスポーツの動きが鈍かった。「ゴルフ用品」はウエアや雑貨などの品揃えを強化した効果もあり、1.3%増と堅調な推移だった。「アウトドア用品」はキャンプ用品が好調だったほか、ウエア類がタウンユースを取り込んで堅調だったため、21.6%増と2ケタの伸びになった。

期末の店舗数は、「ヒマラヤ」が5増・3減の125店、「ビーアンドディー」が1店減の31店舗で、計156店舗で前年同期比と同数。総売り場面積は7,464㎡増加し、28万3,241㎡になった。

通期では、連結売上高735億円(2.0%増)、営業利益11億7,000万円(18.9%増)、経常利益12億2,200万円(14.7%増)、当期純利益5億5,000万円の増収増益を計画している。