エスエスケイ シューズ展 2016年秋冬
update: 2016/01/29
エスエスケイの2016年秋冬シーズンのシューズ展。「ヒュンメル」および「パラディウム」の2ブランドを扱うが、ともに15年秋冬シーズンは大幅な2ケタ増と好調な推移だった。
非スポーツシーンで拡大中
エスエスケイの上期(15年7月-16年1月)に該当する15年秋冬シーズンの商況は、「ヒュンメル」が前年同期比170%と計画通りに推移したほか、「パラディウム」も150%とこちらも計画通りも推移だった。
販路を拡大し、成長基調にある両ブランド。スポーツシーンにルーツを持つブランドが、汎用性を伴って、幅広い顧客層を開拓しつつある。
「ヒュンメル」はデンマーク発のブランドとして、今春にフェアを開催予定だ。レトロランやレザー物など、スポーツシーンから派生したアイテムが支持を集めるようになった。昨今、注目されている“アスレジャー”を切り口にしたトレンドが後押ししているようである。
いわゆる加硫底のデッキシューズテイスト──テニスシューズにヒントを得た──アイテムの評価もいい。目下、スポーツにルーツを持つブランドには追い風が吹いているが、同ブランドもその上げ潮をうまくとらえているようだ。
「パラディウム」は、カラフルなレイン向けシューズが支持を集めている。レザーアイテム、スニーカーテイスト、ローカットモデルなど、タウンユースに適した様々なモデルが支持を広げつつある。